◆縞めのう(Onyx Stone)とラピス・ラズリ(Lapis Lazuli)

             


 左が縞めのう,右がラピス・ラズリです.創世記2章10-12節には次のようにあります.

「エデンから一つの川が流れ出ていた.園を潤し,そこで分かれて,四つの川となっていた.第一の川の名はピジョンで,金を産出する ハビラ地方全域を巡っていた.その金は良質であり,そこではまた,琥珀の類やラピス・ラズリも産出した.」

 この新共同訳で「ラピス・ラズリ」と訳されている言葉は,ヘブライ語では「エベン ハ・ショーハム」,直訳すると「ショーハムの石」 です.これは今は何を表すものかはっきりしません.そこで口語訳では「縞めのう」と訳し,新共同訳では「ラピス・ラズリ」と,それぞれ 異なる宝石をこれに当てています.



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