◆メノーラの模型(Model of Menorah)

 


 ユダヤ教の祭具メノーラです(ただし模型).2枚の写真で両面をご覧下さい.よく見ると2つの面で中央の主柱の模様が違います.
 「メノーラ」という言葉は「燭台」を意味します.出エジプト記25章31~36節には次のようにあります.

「純金で燭台を作りなさい.燭台は打ち出し作りとし,台座と支柱,萼と節と花弁は一体でなければならない.六本の支柱が左右に出るよう に作り,一方に三本,他方に三本付ける.一本の支柱には三つのアーモンドの花の形をした萼と節と花弁を付け,もう一本の支柱にも三つ のアーモンドの花の形をした萼と節と花弁を付ける.燭台から分かれて出ている六本の支柱を同じように作る.燭台の主柱には四つの アーモンドの花の形をした萼と節と花弁を付ける.節は,支柱が対になって出ている所に一つ,その次に支柱が対になって出ている所 に一つ,またその次に支柱が対になって出ている所に一つと,燭台の主柱から出ている六本の支柱の付け根の所に作る.これらの節と 支柱は主柱と一体でなければならず,燭台全体は一枚の純金の打ち出し作りとする.」

 メノーラは,荒野の会見の幕屋やエルサレムの神殿に納められた七枝の燭台を指します.ユダヤ教のシンボルです.



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